SUSHI

EDITION No.1

料理
三谷
日本酒

SUSHI

EDITION No.1

料理
三谷
日本酒

さまざまな魚介の風味を楽しむ鮨。
そのすべての魅力を引き出す苦味を隠し味に、高次元のバランスで五味が調和した懐の深い“うまい酒”。

白身、赤身、青魚、貝類、甲殻類など味も香りもさまざまな鮨。淡い味、インパクトのあるうまみ、酸味や甘み、磯の香りなどネタに潜む個性を引き出す力があり、かつ飲み疲れしない美しい食中酒を目指すという難題に取り組んだ【éks SUSHI】。
果実が持つ心地よい苦味を潜ませることで口の中で化学反応が起こり、鮨一貫一貫に調和。新しい味を生み、美味しさを膨らませる今までにない日本酒が完成しました。

EDITION No.1

SUSHI

EDITION No.1

現在こちらの商品は、飲食店のみのご案内となっております。

こだわりのPoint
こだわりのPoint1 こだわりのPoint1

食材の魅力を引き出し、美味しさの幅を広げるには、食材の中にない「果実のようなほろ苦さ」が必要。

鮨と日本酒のペアリングは意外に難しいものです。果実からできるお酒は最初から甘・酸・旨・苦などのバランスが取れているので食材の持つ味と化学反応を起こしやすく新しい味が生まれるのですが、日本酒や焼酎など穀物からできるお酒は、歴史的には食事と合わせるというよりも塩辛いあてを肴に楽しまれてきたため味わいのバランスを取ることが重要視されてきませんでした。現在では食中に向く日本酒も随分増えましたが、1本で鮨ネタ全部に合わせるとなると至難の業。食材と真逆な味をもってくるというというペアリングのセオリーに則り、魚介のうまみ、甘みを引き出し、美味しさの幅を広げる「果実のようなほろ苦さ」をうまく潜ませることが重要と考えました。

清水清三郎商店は、「酒をつくる人」「酒を提供する人」「酒を味わう人」、この三者の和をもって酒が人々の口に届くことで喜びに変わり、真の価値がつくられると考えています。「これは鮨に合いますよ」と一方的な想像では酒づくりはできません。私たちができることは「自分たちが納得できる一番美味しいものをつくる」これに尽きるのです。そのために可能な限りネガティブな要素をなくすように努力し、誰が飲んでも美味しいと感じるきれいな味わいにすることに心血を注いでいます。三谷さんから【éks SUSHI】は、「うまい」「きれい」の中に「果実の苦味」をうまく忍ばせることがポイントになるという意見をいただき、ネガティブな要素にもなりうる苦みとどう向き合うかが大きな課題となりました。

こだわりのPoint
こだわりのPoint2 こだわりのPoint2

甘さは控え目、ポジティブ度の高い果実のほろ苦さの作用で。
飲み疲れないけれど飲み過ぎない、体に染み入るやさしい酒質。

私が「果実のほろ苦さ」にこだわるもう一つの理由は、「苦味」が飲み疲れしないお酒にするための重要な要素でもあるからです。たとえば夏バテ防止にはピーマンや万願寺とうがらし、ゴーヤなど苦味のある野菜を食べると良いとされています。こういう食材の苦味は体が必要としているポジティブ苦味ということです。お酒の中にもこの様なポジティブな苦味があるとアルコール感を感じにくくなり疲れないのです。また、甘いお酒は感覚が麻痺してしまいついつい飲み過ぎてしまうので、甘さはやや抑え目に。そして究極のマリアージュを追いかけるのではなく、このネタにもあのネタにも合うという許容範囲の広い味わいで何も考えずに「美味しい」と楽しんでいただけるお酒にしたいと考えました。

『清水清三郎商店』が理想としているのは「からだに染みていく美味しさ」です。最終的に口の中に入れた時の調和を最終目標として日々酵母の働きと向き合っているわけです。苦みや渋みは、甘み、酸味を引き立てたり、味わいの奥行きを出したりする飲み飽きしないための隠し味的な存在ですが、お酒を醸す工程で計算して足したり引いたりできるような簡単なものではありません。そこで今回はゼロからの仕込みではなく、今手元にある銘柄の中で、三谷さんが「果実の心地よい苦味」を感じるお酒のイメージに近いとコメントいただいた『作 槐山一滴水 純米大吟醸』をベースにしたブレンド製法に。比率を変えて試飲とディスカッションを重ねながらバランスを整えることに注力しました。

味わいについて
味わいについて 味わいについて

ほどよい酸でフレッシュ感を維持しながらふくよかなうまみが広がる。
それでいて苦みの効果でシャープな印象も。動きのある味わいで鮨に寄り添う。

『清水清三郎商店』のお酒は、料理と合わせた時に新しい味を生みだす力を持っています。そのお酒をベースに果実系の苦みを潜ませることを意識したブレンドで、まずシャリのうまみ、甘みを引き出し、酢の味に融合。さらにどんなネタでもその個性を受け止め、隠れた味を引き出して口の中で調和させるのです。また、鮨を食べ終わるまでの前味、中味、後味という味わいの変化にお酒の味も変化しながら追いかけてきてくれることで「美味しかった」という印象を口の中に長く止めてくれます。究極の美味を目指しながらもかっちり決め過ぎていないピュアな味わいも特徴。この抜け感のある大らかでやさしい飲み心地を多くの人に体験していただけたらと思っています。

『清水清三郎商店』の特徴である、もぎたての果実のような心地のよい甘い香りとほどよい酸によるフレッシュ感を楽しんでいただきながら、私たちが理想としているからだに染み入るようなおいしさを楽しんでいただけます。この「からだに染み入る」という感覚は、お酒がからだの中に入ったときに細胞が喜んで取り込み分解してくれることではないかと考えています。そして、美味しい料理と合わさった時に違う次元の味わいに変化することでより分解がはかどる。これが「マリアージュ」というものではないでしょうか。食中はもちろん、食後も心と体が満たされ、心地よい余韻を長く楽しんでいただける。そんなお酒に仕上がっていると思います。

テイスティングコメント

青リンゴ、若いメロンのクリーンでクリアーな香りに続き、オレンジの花のミドル・ノートが、青柚子の皮のほろ苦いアクセントと海のようなミネラル感とともに交わります。
グラスの中で温まり、空気を含むと、穏やかな米粉のようなベース・ノートが現れます。

フレーバーチャート

味わいタグ

  • まろやか
  • 滑らか
  • 柔らか
  • バランスが良い

香りタグ

  • 青りんご
  • 若いメロン
  • オレンジの花
  • 青ゆずの皮

おすすめの飲み方

雪冷え(5℃前後)、花冷え(10℃前後)

フードペアリング

寿司のコースで提供する様々な季節の料理とのペアリングにもぴったりです。
上品な甘みとミネラル感は、刺身、生貝、塩焼きなどのおつまみ、白身魚、イカ、エビ(特にボタンエビ、白エビ)、光り物などの伝統的な握りコースの最初に提供される料理の味わいも引き立てます。
うま味と酸味のバランスが良く、酢飯の繊細な味付けとも見事に調和します。炙り金目鯛、ぶり、大トロなどコースの後半で提供される芳醇で脂ののった魚とのペアリングも、キリッとした辛口と柑橘系の苦みが絶妙にマッチします。また、フレッシュチーズやオリーブオイルで和えた料理とも自然にマッチしますので、お好みのスタイルでお楽しみください。

適した酒器

原材料米、米麹

アルコール度15%

内容量750ml

SUSHI

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現在こちらの商品は、飲食店のみのご案内となっております。

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